大阪西心斎橋 Bar一般保護例外 – 嵐からの隠れ家


一般保護例外

夜総合点★★★★ 4.5

関連ランキング:バー | 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)心斎橋駅

大阪・ミナミの西心斎橋にそびえ立つ雑居ビル、「日宝三ツ寺会館(にっぽうみつでらかいかん)」。通称「ミッテラ」。
前回Bar螺旋鋲螺(らせんびょうら)をご紹介したが、そのすぐ隣にあるバーが、今回取り上げるお店。オーナーは同じ方で、歴史はこちらが古いようである。

Bar一般保護例外(いっぱんほごれいがい)に入ってみると、まず異常に店内が狭いことに気づく。
入口のすぐ横には衣文掛けがあり、怪しい衣装(すべて女性用)がいくつも掛けられていて、少し押したら倒れてしまいそう。実際に何度か倒れて酷いことになったこともあった。
だいたい6、7畳程度の敷地の中に大きなカウンターテーブルがあり、向こうにはお酒のボトルが並べられている。

カウンターより

螺旋鋲螺は日替わりでバーテンダーが変わるが、こちらは週の大半でゆっこさんという女性がカウンターの向こうに立っている。
因みに以前心斎橋JANUSで行われたDrop’sのショーケースライブの模様を書いたが、そのバンドを教えてくれたのは彼女である。
いつもメイドの格好をしているが、彼女の人となりに「萌え」の要素はほぼない。
そしてここは彼女の人となりが色濃く反映されているお店と言える。

「いらっしゃーい」
入店するとまずカウンターでの座席位置を指定される。はいあなた、手前に座って。はいはいあなたはこの人の横に。ごめんそこちょっと1個ズレて。あなたはそことそこの間に。
店内にはPCが置いてあり、YouTubeやニコニコ動画が流されているのはお隣の螺旋鋲螺と同じだが、大抵はゆっこさんが最近良く聴いている音楽の映像が流れている。
たまにお客さんがキーボードとマウスを触って好きな映像を流す時もあるが、今流している映像を止めて動画を検索しようとすると怒られる。常に音を流している状態でないとダメらしい。

バーテンダーとしての経歴は不明だが、彼女の引き出しは多い方だと思う。
そしてたまに「一杯どう?」と声をかけられるととても喜ぶ。バーテンダーの方は仕事中一切飲まない人が意外に多いのだが、彼女は清々しいまでの「のんだくれ」だ。あんまり身体が丈夫ではないようなので時々心配になるのだけど。

何のお酒かは忘れた

時々「一品もの」が振る舞われることがある。たこさんウィンナーとか、ブロッコリーをマヨネーズで和えたものとか。
価格設定が200円と書かれたものは自信作、150円とか100円とかちょっと廉価になっているものは、それなりの出来、ということらしい。
下の写真はその一例。多分白菜とキノコの入った野菜スープ。

野菜スープ

このお店の成り立ちについて。初版でだいぶ間違いがあったので改めて書いておく。
元々はバーテンダーがメイド服を着るというのがこのお店のコンセプトだったらしい。そして隣に2号店を作ろうとした時、「ビジュアル系」というのを前面に押し出した螺旋鋲螺が出来たのだとか。ただ今は有名無実になっているけれど。ラブライブのポスターがあるぐらいだからね。
その時からの流れなのか、店内にしばしば市内のライブハウスやクラブイベントのポスターやフライヤーが置かれている。
といってもバンド系のお客さんはほとんど来ない。むしろ私のようなおっさんがごろごろ来る。
ミッテラ自体がああいう外観な上に、お店の入り口もああいう感じなのだが、それでも金曜の夜になると自然と人が集まって、狭い店内はあっという間にゆっこさんを慕うのんだくれで満員になるのだ。
つくづく不思議なお店である。

さておまけ。尊師様のご尊影である。西心斎橋に来たなら寄ってあげてね。

尊師様